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太陽光発電O&Mの株式会社ジオリゾーム

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太陽光のO&M会社って、色々ありますよね?選ぶ時はどんなところに注目したらいいですか?

おおなる

コストに着目する方は多いと思いますが、コストを下げて発電量が下がったら意味がありませんよね。何よりも、大切な太陽光発電施設から「得られる発電量」と「発電量を維持するためのメンテナンスコスト」が最適であることが大切だと思っています。
失敗しない選び方と費用相場を徹底解説していきたいと思います!

太陽光発電所を所有する皆様にとって、O&M(運用保守)会社の選定は、20年という長期にわたる事業の成否を分ける極めて重要な決断です。「今の管理会社は費用が高い気がする」「点検報告が遅くて不安だ」といった悩みをお持ちではないでしょうか。適切なO&M会社を選ぶことは、単なるコスト削減だけでなく、発電ロスを防ぎ、将来の資産価値を守ることにもつながります。

この記事では、比較検討したいおすすめの太陽光O&M会社やO&M会社を比較する際に絶対に見落としてはいけないポイント、適正な費用相場について分かりやすく解説します。

1.比較検討したいおすすめの太陽光O&M会社5選

ここでは、実際に多くのオーナーに選ばれている実績豊富なO&M会社を5社紹介します。それぞれの会社が得意とする領域や特徴が異なるため、自社の課題(コスト削減、駆けつけ重視、精密検査など)にマッチする会社を選ぶ際の参考にしてください。

ジオリゾーム(お元気メンテ)

株式会社ジオリゾームが提供する「お元気メンテ」は、従来の保守管理とは一線を画す「次世代型O&M」サービスです。最大の特徴は、日射量や気温などの気象データと実際の発電量を照らし合わせる独自の「特殊解析」技術です。
遠隔監視のアラートだけでは検知できない「故障ではないが発電量が低下している状態」を早期に見つけ出し、売電損失を未然に防ぎます。また、リスク評価検査によって発電所の健康状態を診断することで、一般的な火災保険よりも安価な保険が付帯される点も大きなメリットです。「メンテナンス費用を抑えつつ、売電収益を最大化したい」というオーナーに最適な、データドリブンな管理サービスです。

エナジービジョン(稼ぐ太陽光メンテ)

エナジービジョンは、「稼ぐ太陽光メンテ」というコンセプトの通り、発電事業者の利益を最大化することに特化したサービスを提供しています。
多くの業者が行っている「日常監視(アラート対応)」に加え、経年劣化による緩やかな発電量低下を見逃さない「経年監視」を徹底しているのが特徴です。不要な草刈りや過剰な点検を削減し、本当に必要なタイミングでのみメンテナンスを実施することで、コストパフォーマンスを高めています。「守りの保守」ではなく、収益を守り増やすための「攻めの発電管理」を求めている方に選ばれています。

和上ホールディングス(とくとくサービス)

和上ホールディングスの「とくとくサービス」は、創業30年、15,000件以上の施工実績を持つ太陽光発電の総合商社が提供するメンテナンスです。
長年の施工で培ったノウハウを活かし、国内・海外全メーカーの設備に対応できる技術力が強みです。また、独自オプションとして災害時の回数無制限の駆けつけ対応などの万が一のトラブルに対するサポートが充実しています。まずは無料で実施できる発電設備の点検・査定サービスもあり、現在の管理体制に不安がある方が気軽に相談できる体制が整っています。

エネテク(ソラパト)

エネテクは、「ソラパト」というブランドで点検サービスを展開しており、検査技術の高さと信頼性に定評があります。日本で初めてJET(電気安全環境研究所)のPV O&M認証を取得した企業の一つであり、その技術力は折り紙付きです。
赤外線サーモグラフィを搭載したドローン点検や、パネル内部のクラック(ひび割れ)を可視化するEL検査など、専用機器を用いた精密検査を得意としています。目視では発見できない不具合を徹底的に洗い出したい場合や、発電所購入前のデューデリジェンス(資産価値評価)を行いたい場合におすすめです。

ウエストO&M

ウエストO&Mは、低圧から特別高圧まで幅広い発電所を管理する業界大手です。最大の強みは、全国に広がるサービス拠点と、24時間365日体制で稼働する独自の監視センターによる盤石な管理体制です。
台風や地震などの災害時にも迅速に全国規模で対応できる組織力があり、金融機関からの信頼(バンカビリティ)も厚いのが特徴です。個人投資家はもちろん、複数の発電所を所有する法人や、長期的に安定したパートナーシップを求めるメガソーラー事業者にとって、安心感のある選択肢となります。

2.太陽光O&M会社を比較する際の5つの重要ポイントとは?

数あるO&M会社の中から自社に最適な一社を選ぶには、明確な比較基準を持つことが大切です。表面的な価格だけで判断せず、サービスの実効性や信頼性を多角的に評価しましょう。ここでは特に重視すべき5つのポイントについて解説します。

費用総額とサービス内容のバランスを見る

見積もり金額を比較する際は、その金額に「何が含まれているか」を細かく確認することが重要です。A社は月額が安くても「駆けつけ対応費」や「除草費」が都度請求のオプション扱いである一方、B社は月額が多少高くてもそれらがすべて込みのパッケージ価格である場合があります。年間トータルコストで比較すると、実はB社の方が安くなるケースも珍しくありません。特に消耗品(フィルターなど)の交換費用や、遠隔監視装置の通信費が含まれているかどうかは、契約後の追加出費に大きく関わるため、契約前に必ず内訳を精査してください。

緊急時の駆けつけ体制と拠点の場所を確認する

発電停止などのトラブルが発生した際、どれだけのスピードで現場に到着できるかは重要です。いくら優秀な技術者がいても、拠点から発電所まで片道3時間かかるようでは、到着する頃には日没を迎え、復旧が翌日以降になってしまうかもしれません。比較検討する際は、発電所から近い場所にサービス拠点や提携パートナーがいるかを確認しましょう。また、土日祝日や年末年始の対応が可能かどうかも、売電ロスを防ぐための重要なチェックポイントです。

定期点検の報告書やデータの質をチェックする

O&M会社からの報告書は、発電所の健康状態を知る唯一の手がかりです。質の低い会社では「異常なし」と書かれた紙一枚だけの報告書が送られてくることもありますが、これでは実際にどのような点検が行われたのか判断できません。優良な会社であれば、各測定値のデータ推移、現地の写真、発見された軽微な不具合とそれに対する処置内容などが詳細に記載されたレポートを提出してくれます。契約前に、実際の報告書のサンプルを見せてもらい、その詳しさと分かりやすさを確認することをお勧めします。

雑草対策やパネル洗浄が含まれるか確認する

野立ての太陽光発電所において、雑草対策は発電量維持と近隣トラブル防止の両面で極めて重要です。O&M契約の中に、年何回の草刈りが含まれているか、あるいは防草シートの敷設や除草剤の散布など、より効果的な対策の提案があるかを確認してください。また、パネルの汚れは蓄積すると数パーセントから十数パーセントの発電量低下を招くことがあります。定期的なパネル洗浄がサービスに含まれているか、あるいはオプションとして安価に実施できるかも比較のポイントです。

企業の信頼性と過去の実績を評価する

O&M契約は長期にわたるため、委託先の企業が途中で倒産してしまっては元も子もありません。会社の経営基盤が安定しているか、太陽光発電業界での実績年数はどれくらいかを確認しましょう。また、電気主任技術者などの有資格者が自社に在籍しているか、それとも外部委託なのかによっても、技術力や責任の所在が変わってきます。ウェブサイト上の実績数だけでなく、実際に管理している発電所の事例や、既存顧客からの評判なども可能な範囲でリサーチすることが、失敗しない業者選びにつながります。

比較項目 確認すべき内容の例
費用対効果 金額に含まれる作業範囲は明確か
緊急対応 異常検知から何時間以内に駆けつけ可能か
報告品質 写真付きで詳細なレポートが提出されるか
環境維持 雑草対策やパネル洗浄の頻度は適切か
企業信頼性 倒産リスクはないか、有資格者はいるか

3.太陽光O&Mの費用相場はどれくらいか?

おおなる
適正な価格で契約するためには、市場の相場観を知っておくことが不可欠です。

発電所の規模によって相場は大きく異なるため、ここでは低圧と高圧に分けて解説します。ただし、立地条件やサービス内容によって変動するため、あくまで目安として捉えてください。

低圧発電所(50kW未満)の相場

低圧発電所(50kW未満)の場合、年間のO&M費用は1kWあたり約3,000円、あるいは発電所1区画あたり年間10万円から30万円程度が一般的な相場です。
この金額には、年1回程度の定期点検と遠隔監視が含まれることが多いですが、草刈りや緊急駆けつけが含まれるかどうかで価格帯は変わります。月額換算で1万円を切るような格安サービスもありますが、その場合は点検項目が最低限に絞られている可能性があるため、内容の確認が必要です。

高圧発電所(50kW以上)の相場

高圧発電所(50kW以上)では、電気主任技術者の選任が法律で義務付けられているため、低圧に比べて基本コストが高くなります。一般的には年間で数十万円から100万円以上かかるケースが多く、低圧よりも割高になります。

費用には保安規定に基づく定期点検費用(月次・年次)が含まれますが、24時間監視や高度なデータ分析を含むフルメンテナンス契約の場合は、さらに費用が上乗せされます。規模が大きい分、発電ロスが金額に与えるインパクトも大きいため、コスト削減だけでなく品質とのバランスを慎重に見極める必要があります。

追加費用が発生するケースを把握する

基本契約に含まれない作業が発生した場合の費用についても、事前に把握しておく必要があります。例えば、台風や大雪の後の臨時点検、パワーコンディショナーなどの機器故障時の交換作業費、ケーブル盗難などによる復旧工事費は、通常は別途見積もりとなります。また、パネル洗浄や除草作業も、契約回数を超えて実施する場合は追加費用がかかります。「すべてコミコミ」と思い込んでいると、いざという時に想定外の出費を強いられることになるため、どこまでが定額で、どこからが追加費用なのかを契約書で明確にしておくことが大切です。

4.太陽光O&M会社のタイプ別特徴とは?

O&Mサービスを提供している会社にはいくつかのタイプがあり、それぞれ得意分野が異なります。自社のニーズに合ったタイプを選ぶことで、より満足度の高いサービスを受けることができます。

施工会社(EPC)系の特徴

発電所を建設した施工会社(EPC)が、そのままアフターサービスとしてO&Mを行うパターンです。このタイプの最大のメリットは、その発電所の配線状況や使用機器の特性を最もよく理解している点にあります。そのため、トラブル発生時の原因特定が早く、部品の手配もスムーズに行える可能性が高いです。また、施工時の保証とメンテナンスがセットになっていることも多く、窓口を一本化できるため手間がかかりません。ただし、施工会社自体がO&Mに特化していない場合、点検の質が担当者によってばらつくことや、倒産リスクも考慮する必要があります。

O&M専門会社の特徴

O&Mを専業としている会社は、メンテナンスに関する高度なノウハウと専門機材を保有しているのが特徴です。メーカーや施工会社に関わらず、どのような発電所でも中立的な立場から客観的に評価・点検を行います。IVカーブ測定やドローン検査などの最新技術を導入していることも多く、潜在的な不具合を発見する能力に長けています。発電量の維持・向上を最優先に考えるため、投資対効果を重視する事業者にとっては頼れるパートナーとなります。全国対応している大手も多く、複数の発電所をまとめて管理したい場合にも適しています。

管理会社・電気保安法人系の特徴

ビル管理会社や電気保安法人が提供するO&Mサービスは、主に電気設備の保安点検に重点を置いています。電気事業法に基づく法定点検を確実に実施することに長けており、コンプライアンス遵守の観点からは安心感があります。比較的安価な料金設定のところも多いですが、太陽光パネル特有のトラブル(汚れや影の影響など)や、発電量アップのための提案力に関しては、O&M専門会社に及ばない場合もあります。とにかくコストを抑えて、法的な義務だけはクリアしたいというニーズには合致するでしょう。

会社タイプ 特徴 おすすめな人
EPC(施工)系 建設時の詳細を知っているため対応がスムーズ 建設を依頼した会社が信頼できる場合
O&M専門会社 独立した立場で客観的な点検が可能 品質の高い管理や詳細な分析を求める場合
管理会社・電気保安法人 法定点検に強く、安価なケースも

5.太陽光O&M会社の切り替え手順とは?

現在契約しているO&M会社に不満がある場合、適切な手順を踏めばスムーズに会社を切り替えることができます。トラブルを避けるために、以下のステップを確認しながら進めていきましょう。

現在の契約内容と解約条件を確認する

最初に行うべきは、現在のO&M会社との契約書を確認することです。契約期間の縛りがあるか、中途解約の場合に違約金が発生するか、解約予告は何ヶ月前までに行う必要があるかといった「解約条件」を詳細にチェックします。特に、自動更新の条項がある場合は、更新拒絶の通知期限を過ぎてしまうと、さらに1年間契約が続いてしまうことになるため注意が必要です。解約にかかるコストと、切り替えによるメリットを天秤にかけ、最適なタイミングを見極めましょう。

複数社から見積もりを取り比較検討する

次に、新しいO&M会社の候補をいくつかピックアップし、相見積もりを取ります。この際、現在の発電所の図面や仕様書、過去の点検報告書などを準備しておくと、より正確な見積もりが得られます。各社から提案を受けたら、前述した比較ポイント(費用、サービス内容、緊急対応など)に基づいて比較検討を行います。安さだけで飛びつくのではなく、こちらの要望(例:報告書は毎月欲しい、草刈りは年3回必要など)に対する対応力や、担当者のコミュニケーション能力も含めて総合的に判断します。

新会社との契約締結と旧会社の解約を行う

切り替え先が決まったら、新しい会社と契約を結び、それと並行して古い会社へ解約通知を送ります。ここで重要なのは、サービスの空白期間を作らないことです。旧契約の終了日と新契約の開始日を隙間なく接続し、遠隔監視のID切り替えや鍵の受け渡し、現地情報の引き継ぎがスムーズに行われるよう調整します。高圧発電所の場合は、電気主任技術者の変更届出を経済産業省へ提出する必要があるため、新旧の業者と連携して手続き漏れがないように進めてください。

6.まとめ

太陽光発電事業を成功させるためには、信頼できるO&M会社とのパートナーシップが不可欠です。比較検討を行う際は、目先の費用だけでなく、サービス内容の充実度、緊急時の対応スピード、そして企業の信頼性を総合的に判断することが大切です。また、ご自身の発電所の規模に合わせた適正相場を理解し、安易な安値契約によるリスクを避ける視点も重要になります。
まずは現在の管理状況を振り返り、少しでも不安や不満がある場合は、他のO&M会社に見積もりを依頼してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

おおなる
次世代型O&Mなら、データ解析で無駄な点検を省き、管理費を最小限に抑えられ、リスク評価によって、保険料まで安くなる可能性があります。
そら
他社で決める前に、まずは無料診断でどれだけお得になるか確かめてみてくださいね。

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