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従来のO&Mの発電量解析と、次世代型O&Mの解析の違いは?
従来のO&Mの発電量解析では?
上のグラフは従来のO&Mでの太陽光発電量監視のグラフ(月別発電量)です。
このグラフだと発電が悪くても天気の悪い日が続いたからなのか、他の要因があったのか、発電所が健康なのかが分からないこと多くないですか。
このグラフは、従来のO&Mの太陽光発電所全体の月次発電量と日射量の推移です。
発電量と日射量は同じ動きをしていることが分かります。
なんとなく減っていっているような気もしますが、はっきりこれでは分かりません。
次世代型O&M「お元気メンテ」の解析では?
気象条件を含め月々の変動要素を捨象できるため、発電量の下落が明確に解析が可能です。
この太陽光発電所ではある時点を境に発電量が3年で約18%も下落しています。
基準PCS(パワーコンディショナ)との相対比較です。
お元気メンテの専用ソフトで解析することで、特に赤矢印のPCSの発電量の下落が見て取れます。
下落が始まった時期と場所について発電量低下原因へのアプローチが必要と分かります。
このように、「お元気メンテ」では、専用ソフトで解析しながら遠隔監視できるため、本当に必要不可欠なタイミングのみに、現地のメンテナンスを実施することができます。
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「従来のO&M報告書」と、「次世代型O&Mの発電所検診」の違い
続いては、従来のO&Mの報告書と次世代型O&M「お元気メンテ」の発電所検診の違いについてご説明したいと思います。
従来のO&M報告書だと?
1.ストリング抵抗値測定で14ストリングに不良
2.7つのストリングで絶縁不良の可能性あり
3.接地抵抗は問題なし
4.架台・基礎にサビが発生した箇所が複数あり
5.パネル上に複数ホットスポットあり
6.いくつかのPFD管に損傷が見られる
7.接続箱でパテが劣化しひび割れが見られる
8.パネルに汚れが溜まっている
上記は、発電量解析の直前の年次点検での総括です。
一般的なO&Mで実施されている電気的点検および目視点検です。
上の報告書が、これまでの「見るだけ」の太陽光O&Mです。
年次点検報告書でパネルの汚れに触れているものの発電量下落の事実を把握できないので、単に記載しただけで終わっています。
次世代型O&M「お元気メンテ」の報告書では?
予め発電量を解析し、その結果により発電阻害要因を考察した上で点検することができる【次世代型O&Mお元気メンテ】は、最大の効果を生むメンテナンスです。
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