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 パネルの交換の注意点

発電開始から5-6年経って、太陽光パネルに不具合が出始めた野立て発電所が増えています。

おおなる

メーカー保証で交換が一番良いのですが、そうすんなり行かないことも多いですね。​太陽光パネル交換時の注意点を整理してみましょう。​

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パネル交換時の注意点

まずは、メーカー保証の対象となるか、の判断ですが、

  • 外部要因による損傷は不可
  • 製造起因による発電量低下が対象
  • メーカー保証値以下の発電量になっていることの証明

​などが要件となります。​

販売店と連絡が取れない場合

発電量低下の証明方法など、メーカーごとに異なるので、具体的に確認した上で対応する必要があります。​しかし、メーカー側が商流を重視し「販売店経由でないと対応しない」という保証内容としている場合発電事業者から直接、メーカーに問い合わせられない、問い合わせても答えてくれないこともあります。​

販売店と連絡が取れれば良いが、倒産などで取れないことも多くなっているかと思います。
ただし、契約書ではそのようになっているが、直接メーカーに交渉したところ対応してくれた、という事例もあるので、諦める前に連絡してみることをお勧めします

おおなる

個人で問い合わせするよりも契約しているO&M会社に依頼する方がスムーズなこともあります。​お困りのケースなどお気軽にお声がけください

日本法人撤退などで連絡が取れない場合

次にメーカー自体が倒産や日本法人撤退などで連絡が取れない場合です。​

  • メーカーを買収した先があるならば、保証も引き継いでいる
  • それがない場合は、メーカー保証は諦める

残念ながら、手立てはこれぐらいしかありません。

中古パネルという選択肢

メーカー保証を諦めたからといって、壊れたパネルをそのままにしておくのはやはり良くないので自費にはなりますが、中古なども含めて同じパネルを探せれば、それが一番です​。

見つからない時は、物理的なサイズが同じで、できるだけ電圧・電流のスペックが近いパネルを探して取り付けることになります。メンテナンス会社と契約している場合は、調査を依頼した方が良いでしょう。

パネル故障の症状次第ではありますが、緊急性がない場合は、慌てて対応せず次の点検時に交換するなど、できるだけコストを掛けない方法を考えるのをお勧めします。特に過積載の発電所の場合は1、2枚故障していても、全体の発電量にはほとんど影響しないことも多いです。

発電量をしっかり確認しつつ、大幅に低下した場合は早急に動いた方が良いですが、そうでなければコスト重視でタイミングを見計らった方が良いでしょう。​

おおなる

当社では、発電量を遠隔監視するだけでなく、特殊ソフトで発電量解析をすることで気象条件を排除した形で発電量の低下を明確に解析できるメンテナンス「お元気メンテ」を行なっています。

お元気メンテ

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そら

すぐパネル交換が必要なレベルなのかご不明なケースや、パネル交換のお困りごと、交換時期のご相談など、お気軽にご相談ください

太陽光パネルの交換時期とは?

パネル交換

​一般的に太陽光パネルの耐用年数は30年以上あると言われています。FIT(固定価格買取)制度を利用して売電する場合は、パネル出力10kW未満の住宅用は10年、10kW以上の産業用は20年の期限がありますが、その期間を十分にカバーできる耐用年数になっています。​

太陽光パネルの仕組みは非常にシンプルで、機械的な動作や電子基盤を用いた制御回路を持つものではないため、経年により劣化する部品や回路が無く、長期間に渡って安定して発電します。​

太陽光パネルの出力は年々減少していく

​ただし、温度変動・湿度・紫外光・風などによる振動・積雪による荷重などのさまざまな外的要因にさらされて、太陽光パネルの発電性能は年々劣化していきます。​

パネルの温度上昇

メーカー公称で年0.5〜0.6%程度の出力低下を見込むケースが多く、パネル出力保証としては各社20〜30年を設定しています。​

太陽光パネルが劣化したり何らかの原因で損傷したりした場合は発電能力が落ちます。​そのまま放置しておくと、本来得られるはずの売電収益の減少につながります。

パネルを適切な時期に交換するためには?

おおなる

パネルの故障や劣化を何年も放置していると大きな収益ロスとなってしまいます。そうならない為の方法を次に解説します。​

①発電モニターで発電量を日々チェックする​

確実なのは、日々の発電量をチェックする方法です。コストを気にするのであれば、自分でモニタリングサイトや発電モニターをマメにチェックし、異常値を早期に発見し、メンテナンスをすることになります。​異常値のアラート設定をできる場合もありますので、最適な方法を工夫してみましょう。​

②メンテナンス(O&M)で定期的に確認してもらう​

モニタリングと定期点検を一括で業者に委託する方法もあります。月額費用が発生しますが、専門の会社が遠隔監視で発電設備の主要数値を常時モニタリングしてくれる安心感が得られます。

異常発生時にはアラートで通知してくれます。​また、4年に1回程度精密な電気点検実施もおすすめです。​敷地の草刈りやパネルの清掃などにも対応するメンテナンス会社もありますので、遠方に発電所がある場合には積極的に活用しましょう。​

③災害発生時は早急にメンテナンスを実施​

台風や大雨、地震などの自然災害時にはパネルが脱落し飛散したり、架台が崩れたりする可能性もあります。

太陽光パネルはガラスで覆われた重量物であり、日光が当たれば発電し感電の恐れもあります。第三者被害を避けるために、災害発生時には現地確認に駆けつけ、必要なメンテナンスを手配する体制を構築しておきましょう

​専門のO&M業者と災害時見廻り点検契約をしておけば早急に被害有無が分かり安心です。​

④分かりにくい緩慢な劣化は発電所解析を実施​

1枚や数枚のパネル劣化というのは非常に発見しにくく、気付いた時には大きな売電損失が出ているということも珍しくありません。当社の「次世代型O&M お元気メンテの解析」では独自のソフトを使用し緩慢な発電量低下が分かります。

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それでは太陽光パネルの交換費用は?​

太陽光パネルが故障・損傷したときは部分的に入れ替えることが可能です。ただし、初期設置時と比較して1枚あたりのパネル単価はかなり割高になります。​交換費用は会社や場所によりまちまちですが4~5万円程度となります。​

まとめ

太陽光パネルの劣化などで故障した場合にすぐ交換修理すべき理由​

太陽光パネルの点検を適切に行い、故障を早期に交換修理するとどのようなメリットがあるでしょうか。​

①発電損失を早期に止められる​

故障を放置すると発電損失となり、本来得られるはずであった売電収益や自家消費電力のロスとなります。

数日であればそれほど大きな金額にはなりませんが、放置するとロスが積み重なって大きな損失となります。

早急にパネルを交換することをおすすめします。ただし前述したように費用がかかるので定期点検と同時にするなどの工夫が必要です​。

②火災などの事故を防ぐことができる​

確率としては非常に低いものですが、発電設備の故障が原因で火災が発生するケースもあります。

送電ケーブルの被覆が破れ電線がむき出しになり漏電が発生し、枯葉に着火した事例などが報告されています。

​太陽光パネルそのものは非常に安定した物性を持ちますが、ケーブルの異常が無いかも良くチェックしてもらいましょう。​

おおなる

太陽光パネルの交換は、早急に、ただしコストを抑えれるタイミングでの実施が必要です。パネルの交換、発電量の監視など、発電所のお困りごとはお気軽にご相談ください

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