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 雑草刈り倒し
そら

太陽光発電で、雑草を刈ったあとそのままにしておくと「太技省令」に不適合になるようになったんですか?

おおなる

そうなんです。太陽電池発電所及び太陽電池発電設備における延焼防止対策について改正されましたので、該当箇所を解説していきます!

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「太技省令」改正により 雑草刈り倒しが不適合になる可能性について解説していきたいと思います。
「太技省令(発電用太陽電池設備に関する技術基準を定める省令)」は、経済産業省が定めた、太陽光発電設備の設置において安全性を確保するための技術要件です。構造強度、危険防止策、部材の品質などに関する基準を定めており、2021年4月に施行された安全基準です。

2024(令和6)年4月に発生した大規模太陽電池発電設備における火災事故※を踏まえ、2025(令和7)年5月15日、太技省令およびその解釈に関する逐条解説の一部が改正されました

参考リンク ※大規模太陽電池発電設備における火災事故及びその対応について (2024.9.10 経済産業省 産業保安・安全グループ 電力安全課より)

太陽電池発電所及び太陽電池発電設備における延焼防止対策について改正

太陽電池発電所及び太陽電池発電設備における延焼防止対策について改正されました。

そら
省令なので、難しい言葉で書いてありますが、該当箇所を抜き出してみます。

省令とその解説

 省令

  • (人体に危害を及ぼし、物件に損傷を与えるおそれのある施設等の防止)
    第三条 太陽電池発電所を設置するに当たっては、人体に危害を及ぼし、又は物件に損傷を与えるおそれがないように施設しなければならない。

解説

取扱者以外の者又は物件に対して危害や損害を与えるおそれがないように適切な措置を講ずるべきことを規定している。

具体的に講ずるべき措置の例としては、太陽電池発電所の機械器具が故障等で発火した際、周辺に炎を当てると容易に燃え広がる可燃物(枯れた草木等)が存在すると、それに飛び火し広範囲に延焼するおそれがあることから、そうした事態の発生を防止するために、あらかじめ発火の可能性のある機械器具(パワーコンディショナ等)の周囲の枯れた草木を除去する、難燃性の防草シートを敷く、砕石を敷き詰めるなどの、炎を当てると容易に燃え広がる可燃物への延焼防止措置を講じ、それを適切に維持する(例えば、防草シートを敷く場合には、 定期的にシートの点検・交換を行い、劣化によりその機能が損なわれないようにするなど)ことなどがこれに当たる。

刈った草を放置は、「他人や物件危害や損害を与えるおそれ」に抵触

要約すると、パワーコンディショナ(パワコン・PCS)は、その周辺に枯れ草などを放置していると、アークなどが飛び、発火の危険性が生じ、更に延焼する可能性もあります。
周辺に炎を当てると容易に燃え広がる可燃物(枯れた草木等)は放置しないようにという内容が書かれています。

刈った草を放置することによって「人体に危害を及ぼし、物件に損傷をあたえるおそれ」に抵触してしまう可能性があります。

そら
特に最近、雨が降らず、乾燥による山火事などかなり増えておりますので、お気を付けください。
なお、刈った草を適正に回収・処理するための処分費用は、1㎡あたり200円から300円程度はかかるとされています。

【豆知識】「太技省令(発電用太陽電池設備に関する技術基準を定める省令)」とは

「太技省令(発電用太陽電池設備に関する技術基準を定める省令)」は、経済産業省が定めた、太陽光発電設備の設置において安全性を確保するための技術要件です。構造強度、危険防止策、部材の品質などに関する基準を定めており、2021年4月に施行された安全基準です。

概要: 太陽光発電設備の安全な設置・運用のために設けられた技術基準。
背景: 太陽光発電の普及に伴い、架台の倒壊や感電などの事故を防ぐため、従来の電技(電気設備に関する技術基準)から独立・強化された。
内容: 支持物(架台)の構造、荷重安定性、使用材料の品質、危険表示、感電防止などが細かく規定されている。
関連規定: 「太技解釈(発電用太陽電池設備に関する技術基準の解釈)」があり、具体的な数値や解釈が示されている。
近年、太陽光設備の多様化に伴い、接触防止措置の強化や、2024年4月には安全基準の更なる改正も行われています。

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おおなる

最後にその他の側面も含めて、雑草刈り倒しのリスクやトラブル、また、不適合を避けるための対策についてピックアップします。

太陽光発電所での雑草の刈り倒しのリスクと対策

雑草の「刈り倒し(刈った草をその場に放置する手法)」は、人件費削減や有機物還元などのメリットがある一方で、特定の環境下や目的においては不適合(デメリット、トラブル)となる可能性があります。
具体的には以下のような可能性が挙げられます。

1. 安全・火災リスク(太陽光発電所など)

延焼の危険性:刈り取った乾燥した雑草(枯れ草)をそのままにすると、火災発生時に燃え広がりやすくなります。特に太陽光発電設備のパワコン(PCS)周辺に放置すると、火災事故の際に飛火して被害を拡大させる恐れがあり、技術省令の改正により不適合(リスク大)とみなされる可能性が高まっています。

物理的被害: 乾いた草が機器内部に入り込み、故障の原因になることもあります。

2. 環境への悪影響(悪臭・害虫・小動物)

害虫・害獣・小動物の住処: 刈り倒した草は、ゴキブリ、ハエ、ムカデなどの害虫の温床となります。また、放置しておくとパワコン近くにネズミや蛇などが住みつくおそれがあり、近隣住民とのトラブルにつながります。

腐敗・悪臭: 刈った草が湿気を帯びて腐敗すると、悪臭が発生し、近隣トラブルの原因になります。

景観悪化: 放置された草は景観を著しく損ないます。

3. 刈り取り後の逆効果

再生育の促進: 刈り取った後の雑草が栄養となり、かえって次の雑草の成長を促してしまう場合があります。

後作業の妨げ: 刈り倒した草が厚く堆積すると、次回の草刈り作業の障害となります。

土壌の酸性化・硬化: 大量の草が腐敗する過程で土壌環境が変化し、今後の刈り取り作業に支障をきたす場合があります。

4.不適合を避けるための対策

防草シートの設置: 費用はかかるが、雑草が生えない環境を整える。ただし、定期的な張り替えが生じる。トータルコストや法令遵守と測りにかけることが必要となってくる。

回収・廃棄: 当たり前のことですが、刈った草をその場に放置せず、適切に回収・処分する。

高刈り(たかがり): 地面ギリギリではなく、少し高めに刈ることで、成長を遅らせつつ土壌を保護する(乾燥した草が残りにくい)。

リスクに応じた雑草対策の優先度

高リスク帯(優先度A)

パワコン(PCS)・キュービクル・ケーブルラック周辺、建屋・民家隣接部、フェンス際の吹き溜まりなど。
刈り倒しは原則NG。回収・処分、難燃対策(砕石・難燃シート)を優先。

中リスク帯(優先度B)

モジュール下・通路沿い。刈り倒しが乾燥・堆積すると延焼経路になりうるため、薄層化・部分回収や高刈りで乾燥残渣(ざんさ)を作らない工夫が必要。

低リスク帯(優先度C)

人が立ち入らず、可燃物が機器に接近しない奥地。高刈り+軽い散在は許容余地があるが、強風・高温乾燥期の前後は再点検。

おおなる

雑草の管理は、手間がかかるものです。優先度をつけてリスク管理されることも、一つの手としておすすめいたします。メンテナンスについて、お困りごとなどお気軽にご相談ください

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