
低圧太陽光発電所を運営していると、「最近、売電額が少し減っている気がする」と感じることはありませんか?

低圧太陽光では、発電量低下に気づくのが遅れやすいという特徴があります。実際、発電量が落ちる原因の多くは、設備そのものではなく管理不足です。
ここでは、現場で特に多い「低圧太陽光発電の発電量が落ちる原因ベスト5」を解説します。
原因① 雑草や周辺環境による影
1つめ、雑草や樹木の影は、発電量低下の最大要因です。わずかな影でも全体の出力が大きく低下します。
設置当初は問題なくても、数年経つと雑草や周囲の樹木が想像以上に成長します。
特に低圧太陽光は土地に余裕がある分、
・夏場の雑草
・隣地の樹木
が発電量低下の原因になりやすいです。

雑草などの影への対策
• 年2〜3回の除草
• パネル前方・南側の重点チェック
• 防草シートや定期管理の導入
原因② パネルの汚れ
2つめ、花粉・黄砂・鳥糞などの汚れは、雨では完全に落ちず、発電効率を下げ続けます。
特に注意したいのが一部だけ汚れている・影がかかっている状態です。
パネルは直列でつながっているため、一部の発電低下が全体に影響するケースもあります。

対策
• 年1回以上の目視点検
• 周囲の構造物・フェンスの影チェック
• 必要に応じたパネル洗浄
原因③ PCS(パワーコンディショナ)の不具合
3つめは、パワーコンティショナ(PCS)の不具合です。完全停止していなくても、出力低下や部分停止により発電ロスが発生します。


原因④ ケーブル・接続部の劣化
4つめ、ケーブル劣化や接続不良、小動物被害は目視だけでは発見しにくい原因です。
屋外にさらされるケーブルや接続箱は、
・紫外線
・雨風
・小動物
の影響を受けます。
ケーブルの接触不良や腐食は、発電量低下だけでなく事故リスクにもつながります。

対策
• 接続箱・配線の定期点検
• 異音・異臭・変色の確認
• 専門業者によるチェック
原因⑤ 発電量チェック不足
5つめが、発電量の定期的なチェック不足です。

遠隔監視や定期確認を行わないことで、異常に長期間気づかないケースがあります。
「低圧だから点検は不要」
「壊れたら直せばいい」
そう思われがちですが、

「低圧太陽光こそ“異常に気づきにくい」のが実情です。異常は少しずつ進行するため、気づいた時には、
• 売電損失が数十万円
• 修理費用が高額
になるケースもあります。
対策
• 定期点検による“予防”
• 発電量データの確認習慣
• O&M(運用・保守)の導入
発電量が落ちたらまずやること
過去データとの比較、現地確認、PCS確認、それでも改善しなければ専門点検を行いましょう。

低圧太陽光でもO&Mが重要な理由
低圧太陽光は「設置して終わり」ではありません。
安定して発電し続けてこそ、本来の価値を発揮します。
• 異常の早期発見
• 発電量の安定化
• トラブル時の迅速対応
これらを実現するために、低圧でもO&Mは有効です。
まとめ|発電量の違和感は早めの確認を
売電収入が下がった原因は、複雑な故障ではなく、身近なところにあることがほとんどです。「少しおかしいかも?」と感じたら、早めに点検することで損失を最小限に抑えられます。

株式会社ジオリゾームが提供する次世代型O&Mサービス 「お元気メンテ」 は、単なる点検代行にとどまらず、発電量のモニタリング、劣化や不具合の兆候分析、現地駆けつけ対応、さらには修理・交換時の費用リスクまで見据えた運用設計を行っています。

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